センサデバイスの消費電力は、ネットワークへの接続プロトコル時間に原則として比例する。一方、スリープ時間が長くなると、ディープスリープ時の電流が影響してくる。

このプロトコル時間を計測することで、バッテリー駆動の連続接続時間をある程度予測することができる。接続クライアント数に対するプトロコル時間を以下に記載する。

接続クライアントは、ブラウザとセンサデバイスの合計2つ。センサデバイスのブート回数が100になったときの接続経過時間が6分41秒。スリープ時間は3秒なので、プロトコル時間は、((6 x 60 + 41) / 100 – 3) = 1.01秒となる。

接続センサデバイスを1台(IPアドレス末尾22)追加した場合。接続クライアント数2の6分41秒に対して、IPアドレス末尾21の接続経過時間は1秒だけ増加した。プロトコル時間は1.02秒である。

接続ブラウザを追加。IPアドレス末尾21のプロトコル時間は、((7 x 60 + 5) / 100 – 3) = 1.25秒となった。接続クライアント数がわずかなので、安易に結論は導けない。しかしながら、少なくとも複数のブラウザ接続は、プロトコル時間に影響を及ぼし、センサデバイスの無駄な電力消費につながることが分かる。さらに、複数のセンサデバイスのウェイクアップ・タイミングが同期してしまうと、プロトコル時間が長くなる可能性は十分にある。

この章では、1つのブラウザと1つのセンサデバイスだけの最小接続において、ブートの繰り返し時間の目安は、「スリープ時間+1秒」としていいだろう。

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